終活について

親が足腰元気なうちに実家の断捨離を決断してくれて助かりました

実家に住んでいる両親が断捨離を始めました。

理由は、子どもや孫に無駄な片付け作業をさせたくないから、だそうです。

 

 

本当に助かります。

子の私からすればありがたいです。本当に。

 

 

両親の年齢は、50代後半です。

まだ足腰も元気で過ごしています。

でも、元気とは言っても

50代後半になり体のあちこちはガタがきているみたいです。

 

 

ついに長年やっていた

仕事も引退するということも聞きました。

 

 

自分がご飯が食べられたのも、

学校に行けて勉強や部活ができたのも

親が仕事をしてお金を稼ぐことができたからです。

 

自分が育ててもらった

家庭の生活費の根源だった「仕事」を辞める、

というのは人生の節目なんだなと思います。

 

体力があるうちに断捨離して欲しい理由

たまに実家に帰ったときに

わたしが口うるさく、

「50代の足腰が元気なうちに、実家の片付けをしておいてくれ」

と言い続けていたら、ようやく重い腰を上げてくれました。

 

とは言っても、

わたしの言葉だけでは聞く耳はもってなかったです。

 

 

親にとっての初孫が生まれたのをキッカケに

人生の振り返りをしようと決断したそうです。

 

 

孫パワーおそるべし。

姪っ子に感謝です。

 

 

なぜ、わたしが50代のうちから

親に断捨離をするように伝えたかというと

断捨離って体力使いますからね

 

 

わたしは、整形外科の病院に勤務しているので

年を増すごとに足腰が弱くなっている人を

毎日お見かけします。

 

 

足腰が悪くなると

家の片付けは物理的にも難しくなるし

何が必要か?何を残すべき?

という判断も脳を使うのですよね

 

子どもが巣立った後からの断捨離、

実家じまいを意識し始めた終活も

体力があるうちにしてくれた方が本当にありがたいです。

 

実家の断捨離、実家じまいは元気なうちに

 

本格的な実家の断捨離が本格的に始まるのは、

両親の仕事がひと段落するときだと思います。

 

わたしは東京に住んでいますが、

実家は九州の田舎にあります。

 

だから、もし両親の身に何かがあって

定期的に田舎に帰省して片付けを手伝うのは

現実的にも厳しいです。

 

いま地方各地で空き家問題もあり、

手間もお金もかかるみたいですね。

 

もし実家に住んでいる親が

突然の病気や事故によっていなくなったら、

物だらけの実家はどうなるのでしょうか

 

実家の断捨離、相続、実家じまいの話は

定期的に家族で話し合った方がよいですね。