手放しテクニック

収納術に惑わされるな。先送りマインドで家族崩壊を起こしてしまう。

直球のメッセージで失礼します。

「収納」という言葉に惑わされないでください。

 

場合によっては、家族関係を破壊してしまいます。

 

大切なことなのでもう一度言います。

収納術に惑わされないでください。

 

収納って、便利な言葉のようですが

悪魔的な恐ろしさを兼ね備えています。

 

使っていない物を収納すると、

一時的にはスッキリと片付いたように見えます。

 

物が目につかなくなるので、

なんだか快適空間を得られる気がします。

 

でも、それは一種のカンフル剤のようなもので

問題の根本的解決になっていないのが現状です。

 

物を買っては収納グッズも増えて、

さらに収納スペースにも課金を始め・・・

 

結局、使わない物を置くための

空間にお金を払っているようなもの。

 

非常にもったいないです。

 

そのお金を自分のキャリアアップのための資金だったり、

株式投資で積立投資をしていた方が資産形成になるはず。

 

使ってないものは収納しない。

手放しましょう。

 

年老いた時、過去に収納したものを片付けるのは誰?

 

わたしが「収納」という言葉に

アンチテーゼを抱いている理由の一つ。

 

それは、終活のときに誰が片付けるのか?と、

家族間で揉め事を起こしたくないからです。

 

人間はだれしも体が弱る。

足腰も悪くなり、

トイレに行くのもになる人だっている。

 

わたしは病院に勤務しているため

足腰が悪くなったお年寄りをたくさん見る機会があります。

 

そして、口をそろえて

「家の片付けが大変」と言われます。

 

いままで、使っていなかったアイテムを

「収納」という魔術によって

雲隠れしていた過去の産物が

終活を意識した頃に障壁となって現れます。

 

自分の足腰が悪くなったら

自宅の大量の荷物を片付けるのは誰でしょうか?

 

高い費用を払って業者にしますか?

家族の仕事を休ませて、家族に片付けさせますか?

 

残された家族からしてみれば

だいぶ迷惑な話です。

 

「収納術」という魔術で

捨て去る機会を見失うと後が大変。

 

定期的に自分の選択を見つめ直す

定期的な断捨離は、

これまでの購買行動を見直す

いわゆる自己内省です。

 

自己内省を簡単に説明すると、

過去の考え、感情、行動を振り返ることです。

 

過去の買い物は、自分に何らかの利益があると思って買ったはず。

でも、過去の産物が封印されているのであれば

価値観や生活スタイルが変わったです。

 

いつまでも過去に執着しないでいいのです。

過去のものを捨て去ることで、また新しい可能性も入ってきます。

 

思い出の品を手放すことができないなら

デジタル化してPCやスマホにデータ化して保存するのもアリです。

 

収納の多さ、収納箱を買うことは

一見便利そうに見えますが、

問題解決の先送り行為でもあります。

 

溜まりに溜まった使わないものは、

残された家族との関係性を破壊しかねません。

 

日頃、定期的に我が家の所有物は

見直し、ブラッシュアップし続けていきたいですね。