シンプルで豊かな日々

NBAレイカーズの八村塁選手が語る幸福論が興味深い

 

物を少なくしてミニマムな生活をしていると、

人間の幸福とはなんだろう

と考えることが多くなる。

 

 

自宅に物が少ないとさらに物を買わなくなる。

 

物を買うことに興味がなくなると

必然的に時間が増えてしまう。

 

 

自由な時間が増えれば、

人生と何か、幸福とは何かといった

抽象的で壮大なことを考えてしまう。

 

 

古代ローマにおける暇な時間(スコレー)の概念は、

人生を豊かにするための

「知的な活動に充てる時間」と捉えられています。

 

 

つまり、ヒマな時間というのは、

古代から人間の豊かさには必須な条件だったのです。

 

 

現代は低コストでコンテンツを楽しむことができる。

 

 

時間があればブログを書いたり、

書籍を読んだり、

Youtube動画を観たり。

 

私たちは過去の王様よりも、

安全で豊かな暮らしをしていることは間違いない。

 

しかし不思議なもので、

過去の王様よりも明らかに豊かな暮らしをしているのに

毎日を不幸に感じる人も多くいる。

 

一体、幸福って何なのだろうか。

 

そこで今回は、NBAプレイヤーの八村塁選手の

幸福論が興味深かったのでシェアします。

 

富と名声を手に入れた幸福は一瞬。

 

NBAレイカーズの八村塁選手のショート動画が興味深かった。

NBA選手になって、富と名声を得てた幸せは

一瞬で夢の期間は終わったらしい。

 

 

大金が入ってくると、さらに問題も増えてくる。

光が強くなれば、影も強くなる。

 

 

お金は生活には必要だけれど、

目の当たりしたことがない大金は人生狂わせてしまう恐れもある。

 

 

NBA選手の6割は引退後に自己破産するというデータが出ている。

 

 

アスリートは学生時代から

生活の中心をスポーツで回っている。

いわばスポーツ以外の知識や体験は皆無に近い。

 

 

若い20代で名声と富を得るには、

10代の頃から一つの物事に人生を全振りすることが条件。

それも人生賭けるレベル。

 

 

そして、体力必要とするアスリートは、

育った環境が貧乏だったという選手も少なくない。

 

つまり、お金の使い方もマインドも

幼少期の頃から教育されていない可能性が高い。

(とくにアメリカは貧困家庭からの成り上がりが多い)

 

10代、20代で突然手にした大金だが、

NBA選手の平均選手寿命は4、5年程度。

あまりにも短すぎる。

 

お金を浪費することが幸せ、

という認識であれば、

経済的な破滅をしてしまう。

 

 

大金が入る環境であれば、

早いうちにお金との向き合い方に気が付かなければ

一生を棒に振るレベルでリスクが高いことになるのです。

 

 

他人からの賞賛、名声、大金は幻想である

 

今回の話の結論。

 

他人からの「承認」によって得られる幸福は、

手に入れた時は幸福感を感じる、

でも長続きはしない

ということ。

 

 

一時的な快楽は得られるけど、

次から次へとまた欲望が枯渇する。

 

夢だったものが現実になると幸福感が薄れる。

 

 

実は幸福とは外部的な刺激ではなく、

自分の心の内面で感じるものかもしれない。

 

 

物を増やすことよりも、

物質ではない心の充足感が実は幸福の正体だったりする。

 

 

でも、もちろん

最低限の生活ができるくらいには

お金や社会との繋がりも必要。

 

 

過不足になりすぎない、

人生のタイミングによっての調整力も必要。

 

 

場面に応じての「ちょうどいい」を見つけることが

人生における幸福力ではないかと私は感じます。