
以前の物欲まみれのわたしは、
「お金があれば幸せになれる」と思っていました。
でも、断捨離をして気がついたのは、
「お金の使い方次第で幸せの質が変わる」ということでした。
わたしはもともと、収集癖があり
部屋には服や雑貨があふれ、使いもしないガジェットが棚に並んでいました。
でも、あるとき思ったのです。
「こんなに持っていても、本当に使っているのか?」
そこで、思い切って断捨離をしてみました。
すると、物を減らすほどに心が軽くなり
頭の中もすっきりとしてセルフイメージも上がって
そして貯金も資産もどんどんと増えてきました
すると、お金の使い方も自然と変わってきます。
物を持たないミニマムな暮らしを心がけると
お金を使うタイミングも少なくなってしまいます
お金は精神安定剤になることもありますが
お金を使うことで得られる幸福もある
そして、お金の使い方にも消費期限がある
今回は、断捨離をして気がついた
「幸福になるお金の使い方」についてお話します
1. 物よりも経験に投資する
断捨離をして、まず気がついたのは
「物は一時的な満足しかくれない」ということ
たとえば、新しいスマホを買ったときはワクワクする。
でも、しばらくすると当たり前の存在になってしまう
一方で、家族との旅行や美味しい食事など「経験」にお金を使うと、
満足感が長く続く。思い出として残り、人生を豊かにしてくれる。
「使って終わる物」よりも「心に残る経験」に投資する。
これだけで、お金の満足度がぐんと上がることに気がつきました。
ちなみにわたしは年に1回は両親と旅行をするようにしている
いつまでも親は生きているわけでもないし
健康寿命も限られている
家族でもいいし、パートナーともいい
もちろん独りで体験を味わうことは人生の幸福につながるはず
2.「所有」より「共有」を意識する
物を「持つこと」よりも「持ち続けること」に
コストがかかることが気になるようになりました
たとえば、車を買うと、駐車場代や維持費がかかる。
でも、必要なときだけレンタカーやカーシェアを使えば、コストも手間も減る。
本も、買って本棚にため込むより、電子書籍や図書館を活用すればスッキリする。
映画や音楽も、サブスクを使えば大量のディスクを持つ必要がない。
マイホームも、老朽化することを考えると賃貸の方が気楽です。
「所有する」ことにこだわるのをやめたら、
無駄なお金を使わなくなり、本当に必要なものだけに集中できるようになりました。
3. 自分と人の幸せのために使う
物を買わない暮らしを始めて
お金が貯まり始めたことはよかったです
でも、お金だけを持っていて
社会に役に立たない存在であれば
お金を持っている意味がないと思ってしまう
物欲がほぼなくなってしまったので
その分「誰かのために使うお金のほうが、心が満たされる」ことに気がつきました。
ちょっとしたプレゼントや、家族との食事や旅行など、
誰かのためにお金を使うと、体験が共有できるし
何より思い出ができる。
人生は、何を買い集めたかというよりも
誰とどんな思い出を残して共有してきたか?が
幸福ポイントが高い人生になるのではないかと思います。
4. 「安いから買う」をやめる
断捨離をすると、買ったまま使わなかったものがたくさん出てきます。
そして、そのほとんどが「安かったから買ったもの」だった。
一番多かったのは、100円ショップの便利グッズ。
でも、結局使わなかったり、質が悪くてすぐ壊れたりして、
無駄な買い物だったなと反省。
「安いから買う」のではなく、「本当に必要だから買う」と意識を変えると
余計な出費が減り、質の良いものに囲まれた生活ができるようになった。
少し高くても、長く愛用できるものを選ぶ。
これも、幸せなお金の使い方のひとつだと思う。
5. 未来の安心のために貯める
断捨離をして、お金の使い方を見直した結果、
「貯金する余裕」が生まれました。
貯金しようと思わずとも、勝手にお金が貯まっていくイメージ。
無駄なものを買わなくなると、その分のお金を未来のためにまわせる。
病気になったときの医療費、仕事を辞めたくなったときの生活費、
やりたいことを見つけたときの資金。余剰資金を投資にも回せます。
貯金があるだけで、心の余裕が生まれます。
無駄なものを買わない暮らしは、
経済的自由人の第一歩と言っても過言ではありませんね。
6. 健康にお金を使う
わたしが断捨離をして気がついたのは、
「どれだけお金や物があっても、健康でなければ意味がない」ということです。
昔のわたしは、食費を削ったり、
運動にお金をかけるのをもったいないと思ったりしていました。
でも、20代に仕事をきっかけに体調を崩したときに思いました。
「健康をおろそかにすると、結局お金も時間も失う」と。
そこで、お金を健康の維持にも使うように意識しました。
ミニマムな暮らしをして、お金や資産を貯め込んでも
足腰も悪い寝たきり老人のような状態だと、お金を持っていても仕方がない。
健康にお金を使うことは、一見すると地味で目に見えません。
とくに若いうちであればなおさら感じます。(かつてのわたしもそうでした)
でも、長い目で見れば、医療費が減り、
やりたいことをやれる体も持ち、より充実した生活を送ることができます。
お金は、人生を楽しむためのものですが
そのためには、まず健康でいることが必要不可欠。
健康に投資することは、「最強の自己投資」かもしれませんね。
まとめ
断捨離を通して、お金の使い方を見直し、気がついたことをまとめました。
結論、「本当に価値のあるものにお金を使うと、人生の満足度が上がる」ということ。
ポイント
- 物より経験に投資する
- 所有にこだわらず、共有を意識する
- 自分と人の幸せのために使う
- 「安いから買う」をやめる
- 未来の安心のために貯める
- 健康にもお金を使う
お金は、持っているだけで精神安定剤の役割もありますが、
ただ持っているだけでは幸せにはなれません。
むしろ、大金を持っていても
お金への執着心があり過ぎて行動力がなくなることは
自由な人生とは言えませんよね?
お金はどこに、どう使うかが幸福度が高い人生に必要なことだと思います。
ぜひあなたなりの「本当に幸せになれるお金の使い方」を、
考えてみると充実した人生を生きられる確率が高くはずです